Denture or dental implant?65歳以上で入れ歯の方へ
10年のインプラント保証制度
当院では、入れ歯とインプラントはどちらがいいのか? 何が違うのか?というご質問を非常に多くくいただきますので、お悩みの方のご参考になれればと思います。
入れ歯の仕組みとインプラント(オールオン4)との違い
「咀嚼能力」という言葉を聞いたことがありますか?これは食べ物を噛んで咀嚼する力のことです。
天然の歯がある場合、この咀嚼能力は100%あるとされています。
しかし、入れ歯を使っている場合、多くの論文によっておよそ20~30%しか咀嚼能力を発揮できないことが示されています。
また、入れ歯は咀嚼するために周りの歯に金属のバネをかけて力を発揮しますが、この方法では、天然の歯にダメージを与える可能性があることが懸念点です。
一方、インプラントを使用すると、他の歯に負荷をかけることなく単独で力を発揮することができます。
これにより、天然の歯に余計なダメージを与えることなく、天然の歯と同じ力を発揮することができます。
インプラントは、他の歯にダメージを与えずに治療する唯一の方法となります。
入れ歯のメリット・デメリット
- メリット
-
- ・手術の必要がない
- ・どんなケースにも対応
- ・保険適応が可能
- デメリット
-
- ・違和感が強く慣れないうちは発音しにくい
- ・天然歯に比べて2~3割の咀嚼能力しかない
- ・入れ歯と歯茎の間に食べ物が挟まって痛い
- ・治療開始から1か月以上かかる
- ・口周りにシワができ見た目が老ける
インプラント (オールオン4) のメリット・デメリット
- メリット
-
- ・違和感が少なく発音しやすい
- ・しっかりとした噛み心地
- ・食事中に痛みがない
- ・すぐに歯が入る
- ・表情筋が鍛えられ、見た目の若々しさをキープ
- デメリット
-
- ・外科的治療が必要
- ・保険適用できないケースもある
- ・治療費が高額になる
入れ歯とインプラント (オールオン4) の比較まとめ
インプラント
入れ歯
見た目
◎
非常に自然で本物の歯に近い
×
見た目はやや不自然で、
装着具が見えることがある
装着具が見えることがある
咀嚼機能
◎
本物の歯とほぼ同じく
強力に噛むことができる
強力に噛むことができる
×
強度が不足し、
硬いものを噛む時に不安がある
硬いものを噛む時に不安がある
発音
◎
違和感が少なく発音しやすい
×
違和感が強く慣れないうちは
発音しにくい
発音しにくい
強度・寿命
◎
正しいケアをすれば
10年以上持続することが多い
10年以上持続することが多い
×
数年ごとに調整や
作り替えが必要な場合が多い
作り替えが必要な場合が多い
治療期間
◎
手術当日に歯が入る
(All-on-4の場合)
(All-on-4の場合)
×
数週間で完成する場合が多いが、調整が必要になることもある
見た目の若々しさ
◎
表情筋が鍛えられ、
見た目の若々しさをキープ
見た目の若々しさをキープ
×
口周りにシワができ見た目
が老ける
が老ける
費用
×
高額(数十万円〜数百万円)
◎
低額(数千円〜数万円)
メリット
- ・自然な見た目と感触
- ・咀嚼力が高い
- ・近隣の健康な歯を削る必要がない
- ・顎の骨の維持に貢献
- ・比較的安価
- ・非侵襲的(手術が不要)
デメリット
- ・高額な費用(他の治療法と比較して)
- ・手術が必要
- ・治療期間が長い
- ・固定が不十分な場合があり、ずれやすい
- ・咀嚼力が制限される
- ・骨の吸収を防げない